2008/06/09 (Mon) お直し。

4月〜6月にかけて、
わたくしのまわりは結婚ラッシュでございます。

おめでたいわぁ。


今月は、
そのうち2組の挙式、披露宴に出席することに。

もともと結婚式等に出席するのは好きなので、
すっかりウキウキ。

しかも、
どちらもブライダル関連のお仕事をさせていただいたカップルなので、
ワクワク感も倍増です!!


なに着よう?
髪型はどうする?

ジュエリーはどんなのにしよーーー!?

楽しい考え事もいっぱいなのです。


ここのところゴールドな気分だったわたしは、
やはり、
ゴールドでしょう。
なんて思っていたのだけど。

なんだか違う。

最近また、
シルバー系(色)にシフトしてきたような。

・・・。

「好きにすれば!?」
ってお話なんですけど。(苦笑


ネックレスは、
めずらしくパールにしようかと・・・
ほぼ決定。

大きさの違う何本かを重ねてつけるために、
すこしお直しをしました。


指輪は・・・

手持ちのものでは、
いまいちインパクトに欠ける気がするわ。
(ナニを求めている?)


そうだ。

しばらく眠らせていたアレを目覚めさせよう。


ヴェネツィアン・ガラス
ヴェネツィアン・ガラスの指輪。

イタリアで購入した、
アクセサリーのパーツ売場にあるようなフリーサイズのリングを接着しただけの、つくりはオモチャなリング。

しかしそれは、
衝撃の一目惚れでした。(笑


購入後しばらくは、
お気に入りでよくつけていたものです。

が。

ある日ポロッと・・・


諦められるハズもなく、
超強力接着剤で何度か重ねづけを試みる。


やっぱり落ちる。


だめだ・・・


このガラス、
けっこう重いし。

大きさのわりに、
接着面も小さいのだ。きっと。

ちなみに大きさは、31mm×23mm。

それに、
手(腕)は動きも激しいからね。


という考察の結果。

帯留めにでもしようかしら。
という考えに至ったのは、
つい最近のこと。

大きさもまぁ良さそうだし、(すこし小さめかな。)
いい具合に粋にハマりそうな帯も持っているのです。


と。

そう。
一旦、
そこに至ったのですが。


とりあえず、
結婚式に向けて。

もう一度、
指輪として復活させてみました。
ヴェネツィアン・ガラスの指輪

やはり、
インパクトは絶大だわぁ。

懲りずに接着ですが、
今回は新しいパーツと接着剤で試みております。


とはいえ、
ひさしぶりに指にはめたら、その重さを改めて実感しました。(こんな重いのしてたのね・・・)

すこしの間、
指輪として楽しんだ後は、
帯留めにする予定です。


それまで、
落としてなくさないように、
割らないように気をつけなくてはね!!



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2008/05/27 (Tue) 作業中・・・

こんにちは。

一ヶ月放置すると、↑に勝手に広告が載ってしまうのでそろそろ・・・
(それが更新の理由!?)


オーダーを受けて制作しているとき。

少なからずお客様のことを思い浮かべながら作業を進めます。

“身に着けている姿をイメージする”
と表現したほうがいいでしょうか。


今回、
いつもよりは時間をかけている(かかっている)お仕事がありまして。

当然、
いつもよりはお客様の姿を思い描き・・・

イメージする・・・

彼女のことを頻繁に考えちゃっているその状況は、
まるで恋をしているかのようです。(笑

恋をするのは楽しいことですが。

一方通行の恋にも、
そろそろケリをつけなくてはね。


この恋の結末につきましては、
もうしばらくお待ちください。


そんなこともあって(?)とくにここ数日。

(自分のなかでの)ひと区切りごとに、
机から離れて休憩をとるワタクシにはめずらしく。

長時間にわたって作業机にむかっておりました。

単に、
ながーーーい“ひと区切り”だったという話もありますが。


作業机・・・

作業をする以外でそこに座ることはまずなく。

作業をするとなれば、
おもに手元(周辺)しか見ておらず。

ひと息つこうと思ったら、
あっさりとそこから離れてしまう。


考えてみたら、
作業机に座って前をじっくり見ることってあまりない。


ひと息ついて見た前方の景色は、
こんなことになっていました。
作業机前方・・・

なんだろう、
このまとまりのなさは・・・

けして癒し系ではないこのカンジ。

いやむしろ、
気分が高揚するカンジよ。(笑


ポストカードなどなど、
そこにあるのはすべてお気に入り。
たまに入れ替えたりしています。
(・・・あまり見ていない事実に気付いてしまいましたが。)

インテリアでも何でも、
ゴチャゴチャしているのは好きではないのだけど。

この一画だけは特別
ということにしておこう。


フと・・・
視線を手前にもってくると・・・

道具はともかく、
ナゼか必要のないものまでが散乱していました。

これはいかん。

作業環境って、とっても大切。(いまさら?)


つい片付けに夢中になってしまったーーー

なんて。

本末転倒にならない程度に整頓をして、
作業を再開したのでした。



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2008/03/30 (Sun) 仮着におけるドラマ。

仮着機のお話のつづきです。


パチン!

とは、
言いすぎだったかもしれない。(またかい。)

でも、
そんなような音がします。


仮着機につながっているコードの先には、
クリップやピンセットのようなものがセットされています。
(何種類かあって、用途によって選択可能。)

クリップ&ピンセットで仮着するパーツを挟む。
 ↓
電流を流す。
 ↓
(仮に)くっつく。


・・・具体例が必要ですね。

例えば、
留めの石枠

この場合、
爪となる針金を石枠にロウ付けしなければなりません。

そうですねー。
わたしなら、
左手でクリップを持ち、石枠をつかむ。
(小さい石枠であればおそらくピンセットを使うでしょう。)

右手のピンセットで針金を挟み、
石枠のロウ付け予定部分にピッタリと合わせる。

そうして電流を流します。
が、
両手がふさがっていますよね。

なので、足を使う。

電流のスイッチは、
足踏みのペダル式なのです。

このときに、
パチン。
とね。


電流レベルには何段階かあって、
仮着するもの(面)が大きいほど、電流も強く(大きく?)します。

電流を流すことで金属の表面が溶けてお互いがくっつく仮着。
しかし、それはごく微量。
指で軽く引っ張れば簡単に取り外し変更出来るので、
そんなに神経質になる必要はありません。

しかし、
仮着跡は凹んでいたりします。

要注意です。


そう。
仮着機使用時には、
さまざまなドラマがあるのです。


たまに・・・
とくに細かいものを扱っているときなんかは、
仮着部分の接合?に夢中になり。
イザ電流を流そうとしたときに、
足元にあるつもりだったペダルがどこか遠いところにいっていて、(つながっているので遠くにも限度がありますが。)
ようやく合わせたのに、
やり直しをするハメになったり。←初歩的ミス。


あるときは・・・
接合部分がイマイチちゃんと合っていなくて、
ペダルを踏んだ瞬間、
手元で火花が散ってしまうことも。

このときは、
パチン!どころじゃないですね。

バチン!!
です。

そして、
火花が散るくらいですから、
地金も深く凹んでいることでしょう。

自分もえらく凹むことでしょう。

この火花を恐れて、
仮着機を使うのを嫌がるヒトもいるとかいないとか。(笑


またあるときは・・・
仮着して、
さぁロウ付けしましょうかと火を当てた瞬間に、
仮着が外れてポロリと落ちてしまったり。←かなりグッタリする瞬間。

仮着が弱かった・・・のね。(他、理由も考えられますが。)
だいぶ前に戻ってやり直しです。


ドラマというか。

失敗例、調整?ミスという方が正しいので、
「そんなこと全く経験したことございませんわ〜」
なんて完璧な方もいらっしゃるかもしれませんが。

こんな作業をしている大抵の方々は、
経験済みかと思います。


わたしは、
はじめて制作した指輪で、↑のすべてを経験し尽くしました。
プラチナ&ピンク・ゴールド
プラチナとピンクゴールドがロウ付けされています。
つまり、
その前に仮着作業ですね。

この指輪の場合は、
とくべつ細かい作業ではないのだけど、
接合部分の角度すり合わせが難しく。

なかなか・・・
いや、ものすごく苦労した覚えがあります。

何度、仮着をやり直したことか!!

ま、
はじめてなのだから、仕方ないのだけど。
(ということにしておく。)


数年後、
オーダーをいただいて同じような指輪をつくったのですが、
そのときの作業は不思議なくらいスムーズでした。

要は・・・
慣れなのですね。
何事も。



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2008/03/26 (Wed) 仮に・・・

前回。

ナゼかって、それは、
シルバーは仮着(カチャク)出来ないからね。きっと。


その後、
仮着についてのお話をすぐ続けようと思いつつ。
他の事に気をとられていたら、数日(どころではない。)過ぎてしまいました。


あは。
いつものことですねー。


仮着とは・・・

そう。
ロウ付けをする前に、仮にくっつけることです。

この作業、
仮着機(装置)なるもので行います。

電流を流して。


仮着装置は一種のスポット溶接機で、高電圧で低電流を金属表面に流すことにより金属表面(接合点)を溶かして溶接させる装置です。

とは、
ある仮着装置の説明のウケウリですが。

改めてかみしめて?読むと、
「なるほど。」
ってカンジです。

こうして仮につけておいて、
安心して、
本番(ロウ付け)に入る。(笑


しかし、
シルバーは電気抵抗大きい
 ↓
電流が流れにくい。
 ↓
仮着出来ない。


・・・。

いや、実は。

シルバーは仮着出来ない。
というのは、
言いすぎでして。

とってもとってもハイパー(パワーでもパフォーマンスでも。)な仮着装置ならば、対応可能ではあるそうな。


でもそんな仮着機、
わたしは使ったことありませんの。

融点の低い(溶けやすい)シルバーの。
しかも、細かいチェーンの。
安心感のないロウ付けをすることに、
緊張感が走ったわけですね。わたしのなかで。

ロウ付けの瞬間というのは、
ホント、
一瞬なのだけど。ね。


ところでですよ。

電流を流して。
なんて、
簡単に言ってみましたが。

パチン!と仮着する作業は、
慣れないうちは、
なかなかスリリングな体験だったりするのです。


と、
また中途半端にやめる。


ええ、
またつづきます。


数日後に。(苦笑



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2008/03/21 (Fri) ちぢめる。

こちら、
チェーンはじっこ。
チェーン一部分。
引き輪と丸カンです。

チェーンは、カット・ボール。

丸いだけのボール・チェーンより、
カットした面がある分、チカチカと光ります。
(この写真ではイマイチ区別がつかないと思いますが。)

じつは、
ひと粒のパールと薔薇モチーフのチャームがついた、
スターリング・シルバーの可愛らしいブレスレット。

某ショップのものです。


いただきものである、このブレスレット。

華奢な彼女には、
微妙に長かったようで。

すこし、
ほんの少し短くしてもらおうと思い、
そのショップに持って行ったところ。

「出来ません。」
と。


・・・。


・・・。


なんだかなー。

技術として出来ない訳はけして無く。

ただシルバーの場合、
プラチナやゴールドに比べると手間がかかり。

修理内容によっては、
買ったときよりも高くつくこともありえるのよね。

(↑もちろんその製品、修理内容によります。)
なので。
シルバーに関しては、
そもそも“お直し不可”を前提としているショップが多いのではないかと思われます。


指輪だったり、
今回のようなチェーンだったり。
シルバーのお直しのお話もたまにあるのですが。

シルバーの修理は案外手間がかかって、
買ったときの値段から考えるとアホらしく思うこともあるかも。

くらいに。(苦笑

それはもうクドい程に説明をして、
「それでも!!」
とゆう方のみ、
受けております。


ケース・バイ・ケースですが、
「それでも!!」
とゆう方は、
贈り物としていただいたパターンがほとんど。

おそらく、
思い出いっぱい。

そう、
思い出はプライスレスなのです。

ステキ。
(あくまでもわたしの妄想ですが。)

そうなるとこう・・・
こちらのヤル気も増すのだ。

「わたしが直さなきゃ誰が直すの!?」

・・・いや別に、
他の人でも全然出来る事なのだけど・・・

これもひとつのご縁、かなぁ。
なーんて。


今回も
そんなカンジ?でのお直し。

カット・ボール6個分、短くしました。
長さにして1cm位でしょうか。
(ブレスレットの長さって、ホント微妙なのよねー。)

丸カン側の端から6個切り落とし、
ロウ付けする。


それだけ?

そう、
ただそれだけ。


でも、
すごく緊張したの。

プラチナやゴールドとは比べものにならないくらい。

ナゼかって、それは、
シルバーは仮着(カチャク)出来ないからね。きっと。



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Author:Ricco
オーダーメイドジュエリーのデザイン・制作を中心に活動しています。
ジュエリー。
大好きな方でも、なんだか未知の部分が沢山あったりするのではないでしょうか?
これまでの制作活動のなかでのエピソードも交えながら、
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いろいろな方向からお話が出来れば・・・と思っております。

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