*シンプルにひねっているのもいい。
*指輪をふたつ合わせてデザイン(彫り)がひとつになるのもいいなぁ。
*ダイヤモンドも・・・いれたいかも。
*唐草模様っぽいの好き。
あちこちに話(希望)が飛んでいるような感じもしますが・・・
アタマの中では、
これらをひとまとめにする大体のカタチは出来上がっていました。
あとは、
それをどう自然?なデザインで仕上げるか。
下、ひねりがはいったような新郎用のリング。
上、新婦用には、
そのひねりのラインに合わせてダイヤモンドがみっつ。
斜めに並んでいます。
(真ん中のダイヤモンドは少し大きめ。)
そして、
それぞれのラインの横には、模様が彫られています。
甲丸の指輪でけっこうな曲面になっているため、
写真では上手く撮りきれないのですが・・・
ふたつの指輪を合わせると、
彫りの線がつながっていて、ひとつの模様になります。
模様というか。
じつは、
ふたりのイニシャル。
唐草調の模様をいくつか考えているとき、
はっ!!
と思いつき。
イニシャルとゆう手が・・・。
いやしかし、
かなり、べ、ベタだわ・・・。
でも不思議と、
いちばんしっくりくるのは気のせいではないような・・・。
おふたりのイニシャルは、
YとS。
曲線的で唐草調にし易かった。
と思われます。
↑も含め、
唐草調のデザインは5点考えたのですが。
あまりのベタさに、ナゼか私が照れつつも。←?
デザイン画にはしっかり、
“オススメ!!(笑”
などとコメントをつけていました。
そのおかげか、(ではないだろう。)
あっさりイニシャル・バージョンに決定。
描いてしまえば、
こんなカンジなのです。
なんとなく、YとS、でしょう?
今回。
彫りに関しては、
それを専門にされている職人さんにお願いしました。
↑は、模様の説明をするときに渡した・・・
簡単な絵だなー。(苦笑
・・・。
これだけじゃあないの。
じつは追加事項として、
矢印がある側面の部分にそれぞれ、
薔薇の模様も彫っていただくことに。
あ、
新婦用の方だけね。
彫りを依頼するタイミングは、
石留めも終わりほぼ磨き上げた完成直前。
それまでの制作過程の間に、
薔薇模様のお話はでていたのだけど。
さすがにクドくなるかな・・・?
どうかな・・・?
ということで、
ちょっと保留にしていたのです。
でも結局、いれたと。
見えにくいですが、薔薇。
反対側にも同じように彫られています。
これがね、
けっこうリアルな薔薇の花なのです。
(新婦の希望です。)
ちなみに、
新郎用は、いたってシンプル。
(いいの、それが新郎の希望なの。)
ふたつ合わせて。
ということがテーマではあったのだけど。
通常はそれぞれ個々に身につけているのですから、
ひとつの指輪として見たときもちゃんとしたデザインになるように。
それが、
いちばん気をつかったところでしょうか。
余談です。
この指輪を見たとある方に、
「和のテイストもあって素敵ね。」
言われたのだそう。
ありがとうございます!!
(褒められると単純にうれしいのだ。)
和・・・ね。
彼女が“和モノ好き”という事はお話のなかで知ったのだけど、
とくべつ意識していた訳ではなく。
意外な展開だわ。
しかもいい方向に。(笑
彫り模様の効果がいちばん大きいとは思うのですが。
それこそ意外にも、
ピンクゴールドが和の雰囲気を出しているのかも。
なんて、
私は感じたのですが・・・
どうでしょう?
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さて、
このマリッジリング。
*K18PG,ダイヤモンド*
上、ダイヤモンドが留められている方が新婦。
下、斜めにひねりがはいっているような・・・のが新郎用です。
ご覧のとおり、
地金はピンクゴールド。
ピンクゴールドもすっかり定番(なんの?)になった感がありますが。
エンゲージリングはともかく、
マリッジリングに使われるケースはそれほど多くはないのでは?
大好きなピンクゴールドで。
とは、
新婦のご希望。
ただ希望しつつも、
「男性がピンク(ゴールド)の指輪って・・・どおなの?」
微妙な心境ではあったようです。
ま、ね。
なんとなく分かる気もします。
いまのところ私自身、
ピンクゴールドを身に着けている男性に遭遇したことはありません。
が。
ずいぶん前に友人から、
「ピンクゴールドのハワイアン・ジュエリー(の指輪)をしている男性がいて、なかなか素敵なの。」
なんて話を聞いていたりして。
↑のようなコメントもあるくらいだから、
アリでしょう。と。
しかも。
すごく手の綺麗な男性っているじゃあないですか。たまに。
わりと色白で細身な新郎は、
まさにそんなタイプ。
違和感なく(イヤミもなく?)似合いそうだ。
と、
わたしは思いましたよ。(笑
もともとの友人は新郎のほうだったこともあり。
彼女とは、具体的にデザインを決める段階で初めてじっくりお話をすることに。
(一度、少しだけ顔を合わせたことはあったのだけど。)
最初から“このデザインで!!”
決まっている場合は、
それはもう。
そのデザインで制作開始となります。
・・・。
あまり無いパターンですね。
たいていは、
イメージもなんだか漠然としているものです。
まずは。
マリッジ(またはエンゲージ)の場合はとくに、
実際にお店に行って見てもらうことにしています。
・・・下見?
他力本願なワケではないのですが。
いろいろなデザインを意識的に見ることによって、
なんとはなく、
好みや求める方向性がハッキリとしてくるので。
あと、
自分では思ってもいなかった発見、とかもあるし。
そこから、
さらにイメージを膨らませるのだ。
とっても意欲的な彼女は、
何件かお店をまわり沢山見てきてくれたようです。
聞きたいことがいっぱいある!!
と予告されていたとおり。
(↑予告されたときは“なに聞かれちゃうのーーー!?”イミもなく緊張が走りましたが。)
どんなデザインにするか。
お店からお持ち帰りしたカタログや、わたしのこれまでの作品の写真を見ながら、本当にいっぱいお話が出来ました。
脱線もいっぱいした・・・
彼が・・・
店内ではゆっくり指輪を見るどころではなく、
始終落ち着かずソワソワしていた。
とゆうエピソードが面白かったなー。
ウエディング関係は、どう考えても女性が主導だし。
そもそも、
あのテの雰囲気が苦手な男性は多そうよね。
いや、
重要なのはそんな話ではなくて。
おおまかなまとめ。
*シンプルにひねっているのもいい。←とくに彼が気に入ったよう。
*指輪をふたつ合わせてデザイン(彫り)がひとつになるのもいいなぁ。
*ダイヤモンドも・・・いれたいかも。
*唐草模様っぽいの好き。
えとせとら・・・・・・
以上を参考に、
デザインを考えてみます。
つづく。
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2007年の締め。
(分かりやすいカタチ、出来事として、)
おそらくいちばん幸せな作品・・・
としてアップしようと思っていたのですが、
すっかり年が明けてしまいましたー。
あけましておめでとうございます!!
2007年。
個人的には、それはそれは盛り沢山な日々でした。
基本的に前しか見ていない人間なので、過去のことはうっかり忘れがちなのですが。(それもどうかと思うよ。)
思い返せば思い返すほどに色々な出来事があり、とっても有り難い一年でございました。
今年もより一層楽しく過ごしたいものです。
2008年。
みなさまにとっても、
ステキな一年になりますように。
・・・話を戻す。
昨年11月、
めでたく結婚した友人のマリッジリングのご紹介をしようかと。
*K18PG,ダイヤモンド*
(クリックしたら、大きくなります。)
このマリッジリングは・・・
スゴイよ。
どこらへんが?
というと。
けしてシンプルなだけではないところ。(笑
マリッジのオーダーの場合、
かけがえのない記念の品でもあり。
とくにみなさま、オリジナリティを求めます。
(フル・オーダーである以上、その時点で間違いなく1点モノではあるのだけどね。)
の、
わりには。
最終的なデザインとしては、
とってもシンプルだったり、オーソドックスだったりするものに落ち着くことが多いように思います。
日常的に身につけるものだから。
という理由もあるでしょう。
このマリッジリング。
見ためのカタチ自体は、
本当にシンプルなのですが。
こだわり(気持ち)がいっぱいです。
次回、
細部?までご紹介いたします。
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「あの指輪、じつはエンゲージリングだったんだ。」
そんなドッキリの後。
ありがたくも、
マリッジリングとゆう、
次なる指令(オーダー)を受けました。
・・・エンゲージリングだったのね。
わたしはひとり、
カンケーのないトコロで、勝手に驚いていたのだけど。(苦笑
そのプロポーズは、
彼女にとってもドッキリだったのかなー?
すでに、そおゆうお話にはなっていたのかしら?
ま、どちらにしても。
いいお話だわぁ。
わたしはまたひとり、
カンケーのないトコロで、勝手に幸せな気分になっておりました。(笑
・・・で。
残念ながら。
またもや写真はないのですが。
デザインはシンプルな甲丸。
石もなにも入れない、かまぼこ型の指輪をつくりました。
純金のマリッジリングです。
これは、彼の希望。
彼のおじいさま、おばあさまが、
そんな純金の結婚指輪をしていて、昔から強い憧れがあったそうなのです。
純金って・・・
じつは、ジュエリーの素材としては不向き。
やわらかいので、すぐキズだらけになって、カタチも歪んでしまいます。
だから・・・
サイズ等、打ち合わせをしているとき。
これから毎日つけることを考えると、
せめて22金にした方がいいのでは?
と、提案はしてみました。
すこしでも割金が入っているだけで、地金が硬くなります。
また、
ゴールドの色あいで考えてみても、
純金と18金では色みが変わってしまいますが、
22金であれば、
純金とほとんど変わりません。
純金の結婚指輪と変わらない雰囲気のものが出来るのです。
しかし。
彼の答えは、
「それでも純金で。」でした。
「実際、ふたり(祖父母)の指輪も
細かいキズがいっぱいあるし、カタチもすっかり楕円形になってる。
でも、それがなんとも言えず味があっていい。」
いろいろなこだわりがありますよね。
そこまで聞いて、
わたしがこれ以上22金を勧める理由はどこにもありません!!
結婚してしばらくした頃。
左手を差し出して、
「指になじんで、すごくいい感じになってきた。」
まるでつや消しのようになっている結婚指輪を見せてくれました。
うれしい瞬間。
うれしい一言。
おまけ。
純金の指輪は、想像以上にやわらかくて、
友人に渡す前に、
うっかりキズつけてしまうのではないかと、
内心ヒヤヒヤしていた思い出が。
いくらなんでも、いちお貴金属だからね。
そこまで簡単には・・・なのだけど。
無事?無キズで渡して、なによりもホッとしたのでした。
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チャレンジャーは・・・もうひとりいました!!
そうです。
いたのです。
チャレンジ度数?では、
ある意味、こちらの方が高いかも。
はじめてのオーダーは、カラーゴールドの指輪。
でもじつは、
オーダーを受けて初めて完成させたのは、別の指輪なのです。
カラーゴールドの指輪は、
とくに大急ぎではない?オーダー。
はじめてとゆうこともあって、
お互いのんびりと話を進めておりました。(笑
そんななか・・・
2月も終わり頃だったでしょうか。
友人の男性からオーダーをいただいたのです。
「ホワイトデーに贈る指輪をつくってほしい。」と。
きゃーーー!!
なんてステキなお話!!
なんてステキな彼氏なの!!
「今からでも、間に合うかな?」
ホワイトデーは、3月14日。
・・・。
「間に合わせます!!」
彼が取り出したのは、
1カラットはあるダイヤモンド。
数十年前?
おじいさまか、おばあさま(・・・忘れました。)が購入したのを譲りうけたのだそう。
正円ではなかったのだけど、
気にならない程度。
キラキラと美しく輝くダイヤモンドでした。
友人がいるのも忘れ、しばらく見惚れるわたし。
悪いクセです。(苦笑
そのダイヤモンドと、ゴールドの地金で。
彼女に贈る指輪をつくることになったのですね。
大急ぎでっ。
サイズはすでに調査済。
デザインは・・・すっかりまかされてしまいました。(!!)
責任重大だわっ。
でも。
ダイヤモンドを見た時点で、すぐ浮かんだの。
彼女とは何度も会ったことがあって、
すぐにイメージ出来たのです。
色白で華奢な彼女。
ほっそりとした指には、
過度の飾りのない、
ダイヤモンドが引き立つシンプルなものがいいな。と。
ダイヤモンドは、伏せ込みで。
爪で留めるのではなく、
ダイヤモンドの周囲をゴールドの輪で覆ったように見える留め方をしました。
その石枠が、
ポコッと華奢なリングにのっかっている。
デザインが浮かんだ。といえるのか?
とゆうくらい、
ごくごくシンプルなデザインなのだけどね。
あまりに大急ぎだったため、
写真を撮るのすら忘れました。
(大急ぎじゃなくても、たまに忘れます。そんな後悔、数知れず。)
たしか、
3月12日に友人にお渡ししたような記憶が。
間に合ったーーー!!(間に合わないことがあってはいけないのですが。)
それまでは、
期限なんて気にすることなくつくっていたので。
やりとげた。
とゆう、
オソロシイほどの満足感を体験いたしました。
自分のモノを完成させる満足感とはまた違いますね。やっぱり。
燃え尽きたわけではないけれど、(実際そんなヒマはありません。)
なんだかしばらくボーーーッとしていたら、彼から連絡が。
「マリッジリング、お願いできるかな?」
!!
そりゃあ、モチロン。
でも、アレ・・・!?
「あの指輪、じつはエンゲージリングだったんだ。」
・・・。
いやたしかに、ダイヤモンドでしたよ。
しかも、1カラットの。
じつはエンゲージリングだった、ってね。
知っていても、知らなくても。
変わらない。変わりませんよ。
指輪の出来は。完成度は。
そんなの当たり前ですよ。
でも、ホラ。
なんてゆうか・・・心構えが・・・ね。
「ソレ、先に言ってよーーーーー!!」
ホントにすごいチャレンジャーです、彼は。(苦笑
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