Capricornus☆山羊座
SILVER[23㎜×34㎜]
上半身が人間で下半身が山羊の牧神パンは、野山を駆け巡っては葦笛を奏でる陽気な羊飼いの守り神。
ナイル川のほとりで催された神々の大宴会では、得意の葦笛で宴を盛り上げていました。
そこへ突如現れた怪物テュフォン。
皆いっせいに逃げるなか、パンもまずは全身山羊に変身して駆け出します。
そして川に飛び込もうとして魚に変身…したつもりが、慌てていたために下半身のみが魚という姿に。
そんなことになっているとは気がつかず一生懸命泳ぐパン。
すでにオリンポスの山に避難していた神々は、その姿を見て大いに笑ったとか。
上半身が山羊で下半身が魚のパンの姿、それを記念してゼウスが天に上げたのが山羊座です。
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Sagittarius☆射手座
SILVER[23㎜×34㎜]
「上半身が人間で下半身が馬」
ケンタウロス族のケイロンは、弓術に優れ学芸にも秀でた文武両道、加えて人格者だったことから賢者と崇められ、英雄達を教育していました。
あるとき、生徒であるヘラクレスとケンタウロス一族が争いを起こし、ケイロンはヘラクレスの射た流れ矢に当たってしまいます。
矢には怪物ヒュドラの毒血が塗られていたため死ぬほどの痛みに悶え苦しむのですが、神々の王ゼウスの父クロノスと水の精ピリュラの間に生まれたケイロンは不死身で、その苦しみから逃れることができません。
ヘラクレスは自らの罪を悔い必死に祈りました。
「猛毒が消えないのであれば、先生に安らかな死を…」
他に為す術はありません。
ヘラクレスの願いを聞き入れ、ゼウスはケイロンを苦しみから解放します。
その後、偉大なケイロンの死を悼み射手座として星座に加えました。
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ピンクゴールドのネックレスとピアス♡
リフォーム…なのですが、
指輪やネックレス、ピアスなどのジュエリーから金貨まで、可能な限りのモノを元手に完全につくり変えたオーダーメイドといえるでしょうか。
お預かりしたジュエリーたちはほとんどがゴールド。
わたしのイメージとしては、ゴールドというよりはプラチナなどのシルバー系の色あいがお好みかな?
と思ったのですが、ご希望はピンクゴールドでした。
可愛いですよね~わたしも好きです、あの色あい♡
デザインはというと、
何やらこちらのイメージがあったようで…
ブラックパールのネックレス
ふむふむ。
このネックレスは、バチカンを除いたトップ部分だけで25㎜程あるのですが…
彼女はおそらくもっと華奢なものが好きなのでは?
と思ったら、
これは正解でした笑
ピンクゴールドのトップは、15㎜程。
細めのチェーンに一体化させ、すっと首になじむように仕上げています。
お預かりした中にあったパールを一粒あしらって。
ブラックパールのものとは似て…まるで非なるネックレスの完成です。
ついでに?雰囲気おそろいのピアスもね。
セットでも単品でも!
たくさん使ってあげてくださいね♪
ありがとうございました☆
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Scorpius☆蠍座
SILVER[23㎜×34㎜]
海神ポセイドンの息子オリオンは、かなりの乱暴者。
しかし狩猟の腕は超一流、また美青年でもあったため、月の女神アルテミスをはじめ数々の女性と浮き名を流していました。
ある宴の席、酔っ払ったオリオンは「地上のありとあらゆる獣を射止めてみせる」と豪語します。
この暴言が、日頃からオリオンの乱暴に立腹していた大地の女神ガイアの耳に入ることに。
堪忍袋の緒が切れたガイアは、一匹の大蠍を遣わしオリオンの命を狙わせます。
首尾良く毒の尻尾でオリオンを刺し殺した蠍は、その功績を称えられ星座になりました。
オリオンもまた星座に加えられていますが、蠍座が南東の空に昇る頃、逃げるように正反対の西の地平にその身を沈めていきます。
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Libra☆天秤座
SILVER[23㎜×34㎜]
善い魂は羽より軽く、悪い魂は羽より重い…
そんな善悪を量る天秤を持つ正義の女神アストライア。
常春の金の時代、神と人間は地上で仲良く暮らしており、アストライアの天秤が使われることはありませんでした。
冬が訪れるようになった銀の時代に入ると、食物を手に入れるため人々は争いを始めるようになります。
一人また一人と神々が天界へ帰っていくなか、アストライアは辛抱強く人間を見守り、正義を助けながら世の中を平和にしようとしました。
しかし、銅の時代、鉄の時代になると、人々は武器を持って殺し合い、戦争までもするように…
ついにはアストライアも愛想を尽かし、天高く神々の国へと帰っていったのです。
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プラチナ台に、ガーネット。
裏返すと、七宝繋ぎの透かし模様。
ガーネットの存在を感じつつ、ダイヤモンドがキラリ。
ペンダント・トップをリフォームさせていただきました☆
もとは、
ゴールド台にガーネットがはめ込まれたトップと、
ゴールド&パールのトップ。
下のゴールド&パール部分は、元々このデザインでイヤリングとお揃いのセット・ジュエリーでした。
イヤリングはお気に入りでよく使っているそうですが、ネックレスとしてはイマイチつけることがなくなっていたのだとか。
なので、
またイヤリングとお揃いの気分で使えるよう、その部分は変えず。
なんだか最近つけていなかったというガーネットのトップと合わせてのリフォームとなりました。
他にも、使っていないプラチナやゴールドのジュエリーを材料としてプラス。
たとえば、七宝繋ぎの方のダイヤモンドは、ゴールドの指輪に留められていたものを使っています。
なかなか凝ったデザインのトップ。
まず、
「ガーネット、ゴールド&パールと縦に並べる」
「オメガなど幅のあるチェーンにも対応出来るようなボリューム」
という大前提からいくつかデザインをおこし。
その後…
ゴールド&パール部分は揺れる
↓
プラチナとゴールドの両面デザイン
↓
透かし模様からガーネットの裏側が見える
↓
七宝繋ぎの模様
↓
ガーネットはプラチナ面、透かしはゴールド面…
ひとつづつ段階を踏んでデザインが決定しました。
七宝繋ぎの柄の大きさや透け感、ダイヤモンドの配置はおまかせということで。
ちなみに、
ゴールドの玉!
一度パールを外したとしても再利用出来るかと思いきや、使えそうになく。
(作業中に破裂というか潰れてしまうだろうということで)
すっかりつくり替えましたー
二枚の丸い板を叩いて、それぞれ半球にカタチづくり。
面をすり合わせ球状になるよう整えロウ付けしています。
中は空洞…くす玉みたいなものですね。
こういった玉づくり、わたしは初めてだったので、ちょっと面白かったです♪
プラチナ面は、
通称:目玉おやじ…笑
可愛らしいお姿です。
七宝繋ぎ面とまったく印象が変わるのもいいですね。
これからどんどん身に着けていただけると嬉しいです♪
ありがとうございました☆
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Virgo☆乙女座
SILVER[23㎜×34㎜]
大神ゼウスと豊穣の女神デメテルの間にはペルセポネという大変美しい娘がいました。
ペルセポネを見初めた冥界の王ハデスは、花摘みをしていた彼女を略奪、そのまま冥界へ連れ帰り妻にしてしまいます。
娘を失った悲しみに神殿に引き籠もるデメテル。
収穫の女神が姿を隠したことによって、作物がまったく芽吹かなくなり大飢饉が襲ってきました。
さすがに困ったゼウスは、ハデスにペルセポネを返すよう求めます。
無事デメテルのもとに戻ったペルセポネでしたが、すでに冥界のザクロを4粒食べてしまっていました。
それは一年のうちの1/3はハデスと共に冥界で過ごさなければならないことを意味します。
その四ヶ月の間、デメテルは一人寂しく閉じこもり、地上では作物の実りのない「冬」という季節が到来するようになったのだとか。
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